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竹取物語


愛讀書は?
憲法上 『思想の自由』信教の自由』精神に反する
採用選考
問へない 問はない
いまの世の世相 世情

紫式部
一條天皇の后・藤原道長の息女・彰子{ショウシ}
附きの女官となる採用選考 面接
愛讀書は?
と問はれ
『竹取物語』

かぐや姫 
結婚しない しなくてもよかつた
月に昇天できるから 
紫式部
かぐや姫になりたかつた
清少納言も

當時の才媛
愛讀書 
『竹取物語』
2021/09/27(月) 薄曇り


源氏物語繪卷


きのふ 床屋へ
さつぱりした
散髮 一ヵ月半をメド

さつぱり と云へば 風呂だ

宮中女官 紫式部ら
月に何度 風呂に入つてゐたらう
長い髮 月に何度 洗つてゐたらう

髮 衣服 香を薫き込めるも うなづける
雅の世界にケチつけ 御免

『源氏物語』を材に描かれた
『源氏物語繪卷』
この繪卷 後世に『源氏物語』を決定づけた

紫式部
もし 觀てゐたら

男と女
どんなに愛し合つても
掛け違ひ 行き違ひ 食ひ違ひ
になつてしまふ

『源氏物語繪卷』
社會構造 文化形態 生活樣式
描かれてゐない
紫式部
さう云ふだらう
2021/09/26(日) 曇り


紫式部のホンネ


道端に咲く 彼岸花
みな 萎える
總裁戰 いま盛り

映畫「総理の夫」の總理役
むかし TVドラマ
「私 結婚できないんぢやなくて しないんです」

平安貴族の娘
「私 結婚したくなくても しなきやいけないんです」

もう一人の紫式部
なにゆへ 
『源氏物語』 完結編
「宇治十帖」 書いたのか

女の幸せ 結婚ではない
一〇一〇年前
云つておきたかつたのだ
紫式部のホンネを
2021/09/25(土) 曇り


もう一人の紫式部


朝五時
西の空に
曙の豫感に
抗ふやうに
“十七夜お月さん”
がんばつてゐる

一發 當たると
續編を書かせたくなる
編集者・版元
作者も その氣になる

『使つてみたい武士の作法』
續編
『眞似てみたい武士の妻の作法』

『源氏物語』
“視聽率”60%
で 「宇治十帖」

「宇治十帖」
紫式部の筆ではない
との説 
文體 構成 違和感あり
では誰か

紫式部の娘 との説
紫式部 子 娘いない
紫式部 結婚 不幸でなかつたと
紫式部 美化される
どつかから 娘と思しき女 搜してくる

娘がゐたら
待女 乳母に子育てさせたとしても
『源氏物語』執筆に專念できなかつた

研究者の多勢
「宇治十帖」
紫式部の作

さうだらうか
紫式部
『源氏物語』
四十一帖 幻(まぼろし)
で筆を擱{お}く

『源氏物語』テーマ
女の幸せ 幻
類ない才媛 勝氣な紫式部
おだてられ 續編 書かくことはない
と斷じる

もう一人の
紫式部 いた いたにちがひない
誰か
2021/09/24(金) 晴れ


彼岸の中日


“十六夜お月さん”も
輝いてゐた

秋分の日も
元を正せば
東シナ海 渡つてきた

東シナ海 渡つてきて
祖靈を祀る
より
五穀豐穣
色濃くなる

漢意儒意に
染まり切つたから
大和魂
生まれる

『源氏物語』出典
大和魂
本居宣長
やまと魂
明治期 元武士たちの
大和魂

意味合ひ 違へど
日ノ本風土
その根柢にある

そのモノ
いろんな表現できる
大和魂とは……
己の云ひ方でよい


紫式部
宇治十帖で
己の云ひ方で云っている
2021/09/23(木) 晴れ


彼岸花


午前 零時 十分
眞南 天上
雲の切れ目から
中秋の名月

三部とされる 宇治十帖
紫式部 なぜ書いたか
論 さまざま

續編とは
作者 當初 意図してゐなかつた
物語 勝手に動き出す場合

讀者 終つちやいや!
主人公 ロス状態からのサービズの場合

明日 お彼岸
あの世の人 と この世の人
一番近くなる日
彼岸花 よく似合ふ
2021/09/22(水) 晴れ


中秋の名月


今夕 武州多摩 曇り模樣
♪十五夜お月さん
見られさうにない

昨夕 “十四夜お月さん”
月の光 神々しく

『源氏物語』
「十五夜」
四つほど 出てくる

はじめは 「夕顏」
【八月十五夜 隈なき月影 隙多かる板屋殘りなく漏り來て】

つぎは「須磨」
【月のいと華やかに射し出でたるに
今夜は十五夜なりけりとおぼし出でて 殿上の御遊び戀しく】

三つ目 「明石」
都へ召喚されて初めて參内し、兄帝と對面する
【十五夜の月おもしろう靜かなるに 昔のことかきつくし思し出でられて】

最後は「鈴蟲」
【十五夜の夕暮れに 佛の御前に宮(女三宮)おはしまして】 

運命を暗示する との 
中秋の名月 

宮中 公家
中秋の名月 鑑賞 宴
唐の詩人の詩{うた}から
宮中 公家
隅なく 唐風に染まつてゐた

あの一筋 たつた一言
「大和魂」
紫式部に
どんな光が射したのか

八百年後
本居宣長
「漢意儒意を 清く濯ぎ去りて
やまと魂をかたくする事を 要とすべし」

本居宣長
『源氏物語』 →もののあはれ
紫式部 
女漁り 光源氏と云ふフィクションの男を隱れ蓑に
何を云はうとしてゐるのか
本居宣長 見破つたか

いや 本居宣長→男
見破れなかつた はず
2021/09/21(火) 晴れ


武道通信かわら版 配信


一對七
男と女
百歳以上の比率

紫式部
推定 享年五十
清少納言 
推定 享年六十

宮中女官 平均年齢
何歳ぐらゐであつたらう

「忙中閑あり」
戊辰戦争敗者とキリスト教
2021/09/20(月) 晴れ


もつてのほか


感染者増加 それは自由の代償
日ノ本ジャーナリズム 
よそ樣の國のこと としてか書いてない

「衞生パス」 それは自由の束縛
日ノ本ジャーナリスト
よそ樣の國のこと としてか書いてない
よそ樣の國とは 釣り合はないから書かない

紫式部 書いてない
『源氏物語』 書きはじめたころから
かれこれ 六十年前
平將門の亂
以後 各地で勃發した
天皇の末裔名乘る 武士群の亂
紫式部 無關心

紫式部 同世代  同じ女官
清少納言 
『枕草子』
「春はあけぼの……」 
學校で習つた

學校の先生 教へてくれなかつた
「にげなきもの
下衆(しもじも)の家に雪の降りたる
また 月のさしたるも くちおし」

現代譯 かうだ
「釣り合はないもの
下々の家に雪が降りかかつてゐる景色
さう云ふ家に月の光が差し込んでだりして
なんか もうだい無し
紅の袴を着た下衆女にも耐へられない
近ごろ そんなばかりでうんだりだわ」

下々の家に 雪が降るなんぞ もつてのほか
下々の家に 月の光が差し込んでだりする もつてのほか
下々の女 紅の袴を着るなんぞ もつてのほか

清少納言 紫式部にとつて
下々の家 下界のこと

芥川龍之介
『枕草子』 『源氏物語』
目を通してゐたに違ひない
芥川龍之介
いまはむかしの『今昔物語集』に材
傑作 『羅生門』『地獄變』  
下々のハナシ

清少納言 紫式部
もつてのほか
2021/09/19(日) 晴れ


和姦か 強姦か


感染者増加 それは自由の代償→イギリス
「衞生パス」 それは自由の束縛→フランス
「雨夜の品定め」 それは自由の謳歌→光源氏

TBSワシントン支局長と女性ジャーナリスト
和姦か強姦か 
世間を騒ぎさせた

一〇一〇年前
紫式部
書いてゐる
和姦か 強姦か

『源氏物語』 「空蝉」
光源氏 先輩たちの雨夜の品定め
感化され 夜這ひ

空蝉 光源氏を拒みつづける
光源氏 空蝉の脱ぎ落とした薄着だけ持ちかへる
世の中 うまくいかないものだ
イケメン貴公子 十七歳で初の挫折

ときの權力者
藤原道長
紫式部に云ひ寄る

紫式部 拒みつづけたか
強姦→和姦にゐたつたか 不明

藤原道長 拒んだ仕返しに
『源氏物語』 公にした との説も

♪男と女の間には 深くて暗い河がある
 誰も渡れぬ 川なれどエンヤコラ 今夜も 舟を出す

紫式部
一〇一〇年前 書いてゐる
2021/09/18(土) 雨


一〇一〇年前の物語論


朝晩 めつきり 涼しくなる
夏ドラマ 最終囘となる

脚本家諸氏
讀んでおろうか
一〇一〇年前
紫式部
光源氏に云はせてゐるセリフ

【物語 とかく大げさに書くから
嘘のやうに見えるけど
それは この世界の外のことでなく
まさに この世のことを擴大鏡にかけて
見せてゐるだけである】
二十五帖 螢

『源氏物語』 プロローグ
一帖 桐壺
光源氏  生んだ母のハナシ
途中で投げ出した者も      
一帖の「桐壺」は讀んでおろう

帝の寵愛を獨り占めにした桐壺
桐壺の悲劇
なぜ 『源氏物語』 の卷頭にもつてきた
紫式部
何を云はうとしてゐるのか
何が云ひたいのか

光源氏と云ふフィクションの男を隱れ蓑に
何を云はうとしてゐるのか
2021/09/17(金) 晴れ


相聞歌


吉田榮作 五十二歳  内山理名 三十九歳
めでたし めでたし

藤原宣孝{のぶたか} 四十六、七歳
紫式部  二十九歳頃 初婚
宣孝 すでに三人の妻がゐた わかつてゐるだけでも
めでたくもあり めでたくもなし

状況
『蜻蛉日記』 作者と似たやうなものだ が
紫式部 
『蜻蛉日記』 作者と違つて
新妻のポーズはするものの
いたつて醒めてゐた 

結婚生活 二年ほど
めでたし と云へる
なぜなら
夫 早死にしてくれたお陰で
「源氏物語」 執筆 かかれた

紫式部
夫を偲んで詠んだ歌がある
見し人の けぶりとなりし 夕べより 名ぞむつましき 塩釜の浦
塩を燒く煙に夫を葬つた煙をダブらせた

宣孝正妻の娘から 父の死を悲しんで詠んだ
歌への返歌
火葬のたなびく煙 
亡き人を惜しむ歌の定番
悲しみのひとかけらもないやうな歌だ

百人一首
紫式部
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に雲がくれにし 夜半(よは)の月かな

源氏物語の作者ゆゑ
大方 男女の相聞歌と間違へられる

女友達の父 國司で任期の間 父に附いて遠い地へ行つた
その彼女がまた都に戻つてきた
會へたと思ふと また飛んで歸つてしまつた

女友達と 久しぶりに會つたのに もう離れ離れになつてしまふ
悲しさ 滲み出てゐる
女から女への相聞歌

紫式部の歌集『紫式部集』
父や夫 地方へ赴任 ついてゆかねばならぬ娘たち
紫式部自身 父が筑前(福井)へ赴任
同じ筑紫へ赴任した幼友達
別れの相聞歌 多し

男への歌 宣孝の塩釜の浦だけ
紫式部 たつた一度の結婚
2021/09/16(木) 晴れ


本音と建前


四十五歳 定年制
建前 
人材の新陳代謝
挑戦する社会
個人は会社に頼らない

本音 
終身雇用 終った
頼るもの 失くなつた 
住宅ローン組めない

平安貴族
一夫一妻制
建前
本音
一夫多妻 通い婚

『蜻蛉日記』 作者
藤原兼家の数多の妻の中の一人
通い婚
待つしかない女の愚痴 妬み 嫉み
そして生活費の心配
口を開けて親鳥の餌を待って雛鳥のようなもの

【夫の兼家が出て行ってしまったときに
文箱があるのを手慰みに開けて見ると
他の女のもとに届けようとした手紙

あきれて 自分が見てしまったということだけでも
兼家に知られようと 文 書きつける
他の女性に送る手紙を見ると
ここへ あなたが訪れることは
途絶えようとしているのでしょうか

思った通り 三晩続けて来ないときがあった
それにもかかわらず 兼家は素知らぬ顔で
「しばらく あなたの気持ちを試して いるうちに」
などという そぶり

私の家から 夕方ごろ
「内裏(宮中)に断れそうにない用事があるのだ」
と兼家が出かけるので
おかしいと思って
召し使いをつけて見させると
「町の小路にあるどこそこに、お止まりになりました」と
召し使い 帰って来た

思った通りだと たいそう嘆かわしく思う
二、三日ほどして 明け方に門をたたく音 兼家が来たようだ
気に食わなくて 門を開けさせないでいると
例の女の家と思われるところに行ってしまった

翌朝 そのままにしてはおくまいと思って、
嘆きながら一人で寝る夜が明けるまでの間は
どんなに長いものか分かりますか いえ、分からないでしょう
と、いつもよりは注意を払って書いて
色あせた菊に挿して手紙を送った】
『蜻蛉日記』 簡約

百人一首 
『蜻蛉日記』 作者 
<歎きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は
いかに久しき ものとかは知る>

雅{みやび}の裏の
本音

〇〇候補から応援 頼まれた
建前
推薦人 集まらない
本音
2021/09/15(水) 晴れ


女にとって 結婚って なんだ


ヨットで 太平洋単独無寄港往復横断 成功
キャスター
「たいていのニュースは人生に関係ないですよ」
然もありなん

人間一匹 自然の脅威と闘ってくれば
世間さまなんぞ 関係ない

『源氏物語』 
狭い後宮に住んでいる  皇后・妃 女官
大いに人生 影響受けた

紫式部
『蜻蛉日記』読んで 大いに影響受けた
<女にとって 結婚って なんでありましょうか>

菅原孝標{たかすえ}の娘
『源氏物語』読んで 大いに影響受けた
<女にとって 結婚って なんでありましょうか>

いまの世
アラフォー・ドラマ 
<女にとって 結婚って なによ>

♪めぐるめぐるよ 時代はめぐる
2021/09/14(火) 晴れ


クタバレ! 〇〇の娘


千葉縣市原市
「更級日記千年紀文學賞」 
新設したらしい
『更級日記』の著者
菅原孝標{たかすえ}の娘
本名 不明 呼び名だけ

その娘の伯母が書いた
『蜻蛉日記』
右大將藤原道綱の母 とだけ
本名 不明 呼び名だけ

右大將藤原道綱の母 と
同世代の
紫式部
藤原爲時の娘

紫式部 呼び名
その呼び名のわけ
光源氏の妻となる
「紫の上」と父の官位「式部丞」からの
ニックネームだ
誰がつけたか知らぬ
藤原爲時の娘
不本意であつたろ

『蜻蛉日記』『源氏物語』『更級日記』
書き手の本名 不明

時代下つて
『葉隱』山本常朝の母
〇〇の娘 とだけ

いまの世
クタバレ! 
〇〇の妻 〇〇の娘

〇〇の妻 でない
夫婦別稱

夫婦別稱で
「家」
「家族」
なくなるか
なくならないか

『蜻蛉日記』
『源氏物語』
『更級日記』
著者
〇〇の妻 〇〇の娘
に聽いてみたいものだ

總裁候補
女性議員に聽いた
「クタバレ! 夫婦別稱」
2021/09/13(月) 晴れ


光源氏に云はせた大和魂とは?


もう二十年か
何氣なく つけたテレビ
NY貿易センタービル 炎上してゐた

囘ヘ魂 Islamic soul
死後 肉體から魂が切り離され
最後の審判の日まで
現世とイスラムの天國 
中繼地點で待機すると云ふ


何氣なく 棚から一册とつてから
歳月 流れる
圖書館 雜誌コーナーから一册
陽の當たる窓際 竝んだ椅子の一つ 坐り
産經新聞社『正論』 讀んでゐた
「大和魂」 初出  『源氏物語』とある

あの 源氏物語
マジかよ

圖書館
數多ある『源氏物語』から
岩波文庫 
「大和魂」 探す
一卷から
捲りまくる
二卷 三卷
あつた!
二十一帖 「乙女」

太政大臣の光源氏
十二歳で元服した長男(夕霧)を
親の七光で出世させず
下々と同じ官使育成學校入れ 勉強させる

そのとき
光源氏
反對する祖母の宮に 斯う云ふ

「貴族の子に生まれまして
官爵が思ひのままに進んでまゐり
自家の勢力に慢心した青年になりましては
學問などに身を苦しめたりいたしますことは
きつとばかばかしいことに思はれるでせう
遊び事の中に滲つていながら
位だけはずんずん上がるやうなことがありましても
家に權勢のあります間は
心で嘲笑ちようしようはしながらも
追從をして機嫌を人がそこねまいとしてくれますから
一寸見はそれでりつぱにも見えませうが
家の權力が失墜するとか
保護者に死に別れるとかしました際に
人から輕蔑けいべつされましても
なんらみづから恃たのむところのないみじめな者になります。

矢張り學問が第一でございます
大和魂をいかに活いかせて 使ふかは
學問の根柢があつてできることと存じます
ただ今目前に六位しか持たないのを見まして
たよりない氣はゐたしましても
將來の國家の柱石たる教養を受けておきますはうが
死後までも私の安心できることかと存じます」

紫式部 
光源氏に云はせる
≪學問の根柢に大和魂がなくてはならない≫
2021/09/12(日) 薄曇り


女船頭 男船頭


ブルーリボンバッジ 左胸に
日本の一番の礎となつてゐるものは、
長い傳統と歴史と文化に裏附けられた皇室と日本語だ

女船頭の櫂の
潮の目に乘らうと
流れに乘らうと竿さす男船頭

源氏物語 
潮の目 變へたこと
男船頭 藤原道長
氣づいてゐたはけではない

源氏物語 
潮の目 變へたこと
平安中期の才女たち
わかつてゐた
2021/09/11(土) 降ったりやんだり


源氏物語 香りの物語


パイプは 吸はない 
吹かすだけ
香り 愉しむ

卷き煙草に 飽いて
刻み詰める煙管に 飽いて
アメ横でパイプ 手に入れた
♪學生時代
 
はじめての葉
國産 桃山
やつぱ 洋モクかと
ハーフ・アンド・ハーフ
清水の舞臺から飛び降りる
つもりで
ダンヒル罐入り

老いて
いま 專ら
アンホーラ・フル・アロマティック

だいぶ 昔のハナシだ
まだ 給金取りのころだ
圖書館 何氣なく 棚から一册

『源氏物語』
香りの文學
行間から香りが漂つてこなければ
讀んだことにならない
そんな一節

『源氏物語』
ハナシには よく聞いてゐたが
讀んだことなかつた

行間から香りが漂つてこなければ
讀んだことにならない なら
『源氏物語』
これから先 讀んでもせん無いと
その本 閉ぢた

光源氏
空蝉{うつせみウ}との逢引きの際
薫き込めた香りを嗅いだ女房によつて氣附かれてゐる

光源氏  そのときは
どんな香を
薫き込めてゐたのか

アンホーラ・フル・アロマティック
デンマーク産
バーレー ケンターッキー オリエンタル バージニアのブレンド
バニラ系 まろやかな甘さ チョコレートの樣な香り
メーカーの辯

光源氏 やつぱ 梅か
華やかで艷かしい香りだ さうだ
香道の辯
あとは 
菊 白檀{びやくだん}  桂{かつら) 線香
などがあるさうだ

「花の香は 散りにし枝に とまらねど
うつらむ袖に 淺くしまめや」
花の香り 散つてしまつた枝には殘らないが
香を焚きしめた袖には深く殘るでせう

平安貴族
櫻より梅を愛でたはけはコレ
櫻の香 格下

藤原道長 紫式部に無斷で 
『源氏物語』 一條天皇に獻上した
寛弘八年(1008)
それから百年
花は櫻木 人は武士
武士の時代が到來する
2021/09/10(金) 晴れ


パラドックス


「國民を無視した」
總裁戰 
おもしろい

國民 無視してるから 
國民 おもしろいのだ

紫式部
光源氏
嫌ひなのである
だから
『源氏物語』
おもしろい

たつた 一度しか
一言しか
出てこない
「大和魂」

「大和魂」で
攝關政治に關はる
男どもを
一刀兩斷

ゆゑに
女流作家
『源氏物語』
譯したがる
論じたくなる

傘張り浪人
斜に構へて
語りたくなる
2021/09/09(木) 雨


大和魂


ちよつと 昔か
チャンネル桜 討論
「大和魂とスポーツ」
坐談會 招かれる

2015ラグビー Wカップ 
日ノ本チーム 天晴れシーン
これ 受けての坐談會
チャンネル櫻 討論では異例のテーマ

ザックリ 云ふと 
と前置きし
「大和魂」
初出 平安時代末 と語つた
「もう いい加減に 唐風 止めませう」
の氣分から とも語つた

後年 江戸中期 國學
本居宣長の
「大和魂(心)」
支那 支那と崇めたてるな
支那なんて 日ノ本以下
との氣分から とも語つた

明治
「大和魂」
體積倍 ロシア兵との白兵戰に怖氣附く
元農民・町人への
元武士の叱咤激勵
とも語つた

「大和魂」 
初出  『源氏物語』
意外と知られてゐない
『源氏物語』研究家
「大和魂」 初出 紫式部
聲を大きくしなかつたのは
雅{みやび}な『源氏物語』
武威丸出しの「大和魂」 
不似合ひだつた

第二十一帖 乙女
紫式部 
光源氏に 云はせてゐる
ザックリ と前置きしたから
坐談會では 云はなかつた

「大和魂」 
紫式部の造語 だらう
 『源氏物語』に
一度しか出てこない
當時の書物にはない

十二世紀前半 成立とされる
『今昔物語集』
「やまと魂」がある

紫式部 平安中期の人である
「大和魂」
ごくごく一部の人たちの間の
隱語 かくしことば であつた
紫式部と その周邊 親しい友人とかの間の

「大和魂」
なぜ  隱語だつたか?
2021/09/08(水) 晴れ


OLD 


Colorful Diary Falcon World