HOME

アイコン
OLD 

歸蝶 濃姫


澁澤榮一
ナレーション 徳川家康
武士モノでない危惧からであらう

徳川家康 出番
大河モノ三作目  五十五年前 
「太閤記」から
徳川家康 十八代
ナレーション徳川家康 おまけの十九代目

「麒麟がくる」歸蝶 十代目
初代「太閤記」→ 濃 
「天と地と」→ 濃姫 
「國盜り物語」→ 濃姫
「徳川家康」→ 濃姫
「武田信玄」→ 濃姫
「信長 KING OF ZIPANGU」→歸蝶
「利家とまつ」→濃姫
「功名が辻」 →歸蝶 から濃
本能寺 陣太刀を手に信長と共に戰ふ 明智軍 銃撃に斃れる
「軍師官兵衞」 →お濃
本能寺 信長とともに奮戰するも深手を負ふ 信長にとどめを刺され絶命
「麒麟がくる」 → 歸蝶

齊藤道三の娘
信長や織田家家臣から
ホントは 何と呼ばれてゐたのか

USA大統領
武漢ウイルス Chinaウイルス
禁句に

十年後
何と呼ばれてゐるだらうか
2021/02/27(土) 晴れ


時代考證


裏店の拙宅から徒歩 二分弱
一橋大學 大學院生寮
中和寮

玄關口 石碑 碑文
「中和寮」
名附けた人 
刻字 書いた人
澁澤榮一

澁澤
武藏國 榛澤{はんざわ}郡 血洗島の人
この地で騎乗の一橋慶喜 
主人公と逢ふ 
作者の<作りごと> 
時代考證家 OK出す
この地 幕府領もあつた

先の大河<帰蝶>
その生死 諸説ある
名も 幾つもある
時代考證家 諸説にOK出す
諸説 まつたく否定でゐない資料殘る

作者 <作りごと>に合つた
一つの説 重點おいて書く
オリジナル作

時代考證家 OK出さないのは
地名
伊豆 靜岡縣東部と云つても 
駿河國ではない
伊豆國 歴とした一國

故郷 靜岡縣と一括りされるは 
まつたくもつて不快
ゆゑに 「生まれ駿河」と云ふ

いまいちど
廃藩置県 前の世の 
地名に戻したらいかがか
地方創生 心意氣
ふるさと納税にあらず
コレ 一番
2021/02/26(金) 曇り


西南戰爭 筆を擱{お}く


西南戰爭と云ふ
サイフォンで抽出された
理想の武士像
西南戰爭の遺産

西郷さん人氣
祕密はコレ

明治と云ふ國家
支へた精神
元 農工商
<武士の理想像> めざして戰つた

しかし
乃木希典 殉死 異議申し立てした
芥川龍之介
「ぼんやりとした不安」
的中した

大久保利通
武士潰滅
[國民]
生むため
しかし
芥川 的中した
[國民]に非ず
[皇民]

上級國民 
天皇教武士道
芥川 の 「ぼんやりとした不安」 
とはコレ

皇民 日ノ本
國民 USA
に負けた

これにて
西南戰爭
筆を擱{お}く
2021/02/25(木) 晴れ


靖國神社


國際赤十字 報告
コロナウイルス ワクチン接種
裕福國50カ國 70% 投与
最貧國50カ國 0.1% 投与

西南戰爭 眞つ只中
日本初 日本赤十字社(博愛社) 生まれる
佐賀藩武士
慶応三年 パリ萬國博覽會へ
國際赤十字 見聞する

西南戰爭 勃発
政府へ懇願
時期尚早と 却下
有栖川宮熾仁親王に直訴 受理

西南戰爭 
官・賊合はせ 
一四二九人 負傷者收容
博愛社
官・賊 
差別無かつた

明治二年
招魂祭執行の旨 賊軍の戰歿者 合祀しない
坂本龍馬 吉田松陰 戊辰戰爭以前の志士 英靈として合祀
同じく
「禁門の變」會津藩 官軍だつた 戰歿者三十五名戰歿者 
英靈として合祀
英靈つて 線引き 他愛無い

西郷さん 近藤勇 土方歳三 
英靈として合祀 されたら
今上天皇 お參りくだされ
それまで
誰がなんと云はうと
靖國神社 足を向けてくださるな

今上天皇
靖國神社 やり直してくだされ 
2021/02/24(水) 晴れ


天皇誕生日 天氣晴朗なれど風強し


今上天皇
六十一歳 おなりになられた
あの 浩宮さまが

七十の坂 半分のぼりつめた
爺 感慨一入{ひとしほ}

浩宮さま イギリス留學の折
プロレス好きな文仁さまに 
プロレス雜誌を送つたとの
新聞 片隅の一文

「皇居に『週プロ』贈れ」
とスタッフに
送つたか 送らなかつたか 記憶にない
スタッフ 恐れ多くて 送らなかつたのではないか

明治天皇
六十一歳 お隱れになる
乃木希典 殉死
乃木 「鹿兒島の女子しか嫁に貰はぬ」
と望んだ妻 倣つて殉死

乃木 遺書 その第一條
【明治十年之役ニ於テ軍旗ヲ失ヒ其後
死處得度心掛候モ其機ヲ得ズ】

明治十年二月二十二日 夜
熊本城から北へ15キロ
交通の要所 植木
政府軍 西郷軍 激突
向坂の戰ひ
田原坂 前哨戰

政府軍十四聯隊率ゐるは
長州藩出 二十九歳 
乃木聯隊長

聯隊長
戊辰戰爭 行つたことない
實戰經驗 わづか
いきなり 陸軍少佐
長州閥のお陰

向坂の戰ひ
政府軍 敗退
十四聯隊旗 奪はれる
旗手 斬られ奪はれる
戰場燒け跡から發見
諸説ある

聯隊旗 奪はれた
大したことでない
その證據に
西南戰爭 終戰後 すぐ
乃木陸軍少佐
中佐に昇進

明治天皇の分身
軍の象徴と云ふべき聯隊旗 
後世の<つけたし>

明治の軍人
聯隊旗より 指揮官 兵士 大事
指揮官不在 最惡の事態
乃木 逃げ延び
政府軍と合流 逆襲に轉じる
明治の軍人 お題目嫌ひの現實主義

西郷さん 大好き
國民的作家
明治の軍人 大好き
昭和の軍人 大嫌ひ

それはそれ
國民的作家
乃木希典 殉死
【明治十年之役ニ於テ軍旗ヲ失ヒ其後
死處得度心掛候モ其機ヲ得ズ】
でないこと知つてゐる
西郷さんの眞似して
<死んで 勝たうとした>
乃木希典 好きになれなかつた
2021/02/23(火) 晴れ


西郷さん 人氣


鹿兒島育ちの新人から
新宿に いい店あります

カウンターに坐る
後輩 「イモ!」
女將さんの 後ろ
額縁の中 西郷さん 居た
二十年前ごろのハナシだ

明治十一年 
田舎から東京へきた お爺さん
日本橋から人力車 乘らうとした
そのとき
車内の内側
西郷さんの肖像畫

お爺さん 襟を正し
「西郷さまの繪の書いてある車へ乘るのは 
なんとはや 恐れ入る」
お爺さん 乘らなかつた

東京日日新聞 傳へる
記者 一筆 つけ加へる
≪西郷隆盛と云ふ老賊
どこに可愛げがあるかしらないが
妙に百的にすかれる情男さ≫

十二年後
明治二十二年
憲法發布
明治天皇の思し召しで
西郷さん 賊名 除かれる

明治十年八月
錦繪「西郷星」から
十二年
百的に好かれつづけた 西郷さん

東京帝大 お雇ひ教授
エドワード・モース
錦繪「西郷星」に群がる庶民を日記に綴る
「將軍は反徒の大將であるが
日本人はみな彼を敬愛してゐる
光輝く火星の中に
彼がゐると信じる者も多い」

鹿兒島だけでない
津々浦々の 士族でもない
火星の接近など無智な庶民
なぜに 西郷さん そんなに
好きだつたのか
そこに西郷さんの祕密がある

ご先祖さん 芋燒酎 飮んだだらう
末裔と同じ
「ウエッ」ときたのでないか
2021/02/22(月) 晴れ


敬天愛人


不正投票疑惑 尾つぽ斷ち切れない
USA大統領
むかしむかしの 
日系人強制收容 
「恥づべき歴史」 謝罪聲明
日本贔屓レーガンさんにあやかつて
その魂膽 
「俺はアイツ(トランプ)と違ふ」

西南戰爭 眞つ只中
日本初 普通選舉 行はれる
公明正大であつた

西郷軍 編成隊
<私學校黨> <學校黨> <民權黨>
<民權黨> 協同隊と呼ばれてゐた
自由民權活動リーダーたちの協同隊

平川惟一 
宮嵜八郎
増田宗太郎

山鹿 一時占領した協同隊
總代(首長) 住民一票の選舉で選ぶ
自由民權とは 普通選舉にある
熱き情念 一瞬燈る

平川 鹿市鍋田口附近で戰死
宮嵜 八代市萩原堤で戰死
増田 城山で戰死 

福澤諭吉の再從弟 増田
なぜ 最後まで西郷さんに連れ添つたか

「薩人たちは故郷の鹿兒島で死なうとしてゐる
われわれ中津隊の役目も終はつた
諸君は最早薩人に同調せねばならぬ義理はない 
自分を置いて中津に歸れ」
同志一同 不審な顏

「自分は隊長となつたために
西郷と云ふ人格に屡々接した
諸君は幸ひにも西郷を知らない
自分だけが職務上これを知つたが 最早どうにもならぬ」

同志 なぜと訊ねる
「一日先生に接すれば一日の愛がある
三日接すれば三日の愛がある」

この「愛」とは なんぞや

「敬天」と「愛人」のミックス造語
「敬天愛人」
とは なんぞや
2021/02/21(日) 晴れ


武道通信かわら版 配信


受信料取る放送局
「日本人のおなまえつ!」

「徳川」さんの名
「今川」からの變換だと知る
家康さん 「今」の川より
「徳」のある川がいいと

角川さん 吉川さん 砂川さん 瀧川さん
ご先祖さん 川の近くに住んでゐた

「忙中閑あり」
武士と苗字
2021/02/20(土) 晴れ


鹿兒島殲滅 オリンピック作戰


東京五輪
次期會長 聖子ちやん 決まる
開催 絶對實現に向け
オリンピック作戰 再スタート

昭和二十年十一月一日
USA軍
日本軍 絶對 降伏しない
ならば 日本殲滅
まづは 鹿兒島占領
USA軍據點とする

大隅半島志布志灣 薩摩半島の吹上濱 宮嵜縣の宮嵜海岸
同時上陸
鹿兒島殲滅作戰 
名附けて「オリンピック作戰」

まづ
鹿兒島への交通路 斷つ
線路 橋 港 爆撃 
鹿兒島 八囘に及ぶ空襲
死者三,三二九人 行方不明・負傷者四,七二三人
弱らせたところで
USA軍七六,〇〇〇兵 上陸
鹿兒島占領 
日本殲滅 第一歩

日ノ本 ポツダム宣言 受託 
オリンピック作戰 オジャン

西南戰爭
武士殲滅作戰

壬申戸籍{じんしんこせき}
都道府縣別
「士族」平均 5〜 6%
鹿兒島 26%
ダントツ

そのわけ
關箇原敗北 
その不安から兵力補強
「外城制度」
他藩では「郷士」身分を「外城士」
武士とした
一向一揆などの一揆對策でもあつた

先に記した
西郷軍 編成隊
<私學校黨> <學校黨> <民權黨>
からなる
一つ 拔いた
日向諸藩の宮崎隊
宮崎となつたが 前身は薩摩藩
宮崎隊 百姓 多くいた
百姓
「おれも 武士になるつ」
武士殲滅 西南戰爭 
武士になれる 
チャンスの戰爭でもあつた

義母
「戸籍に士族とありました」
士族の娘

USA
オリンピック作戰 オジャンになつたが
「士族」殲滅した
2021/02/19(金) 晴れ


錦繪


國會のセンセイ方
非常事態宣言の中
豪勢な會食
<冩眞週刊誌>に撮られる

西南戰爭 <冩眞週刊誌>
錦繪だつた
田原坂錦繪
賣れに賣れて
増し摺り(後摺)

いまで云ふ 増刷
筆者(拙者)出版社を版元と云ふ
錦繪の出版社 版元と呼ばれてゐた

江戸 いや東京の民
「戊辰の復讐 戊辰の復讐」
ゾクゾクときた

西南戰爭 「男社會」でないと
女子隊 登場
≪薩軍の婦女子が薙刀を携へて戰地に奔走した≫ 郵便報知新聞
≪女性兵士の數は1000人ほどに及び 
その中には西郷隆盛の妻娘もゐた≫東京曙新聞

新聞のフェイクニュースから 
錦繪 女子隊
現存 二十點ほど

色とりどりの着物を身にまとひ
頭には白の鉢卷をし 肩に襷(たすき)をかけた薙刀女武者
詞書{ことばがき}には
≪女武者薙刀打ふりはたらく景況(さながら)往昔の
巴板額もかくあらんとこそおもはれたり≫
≪夫に劣らぬ暴徒の激戰 女隊は必死に奔走≫

なぜに フェイクニュース 女子隊 出現したか
田原坂錦繪 ブームに乘つた便乘錦繪
と云つたら 身も蓋もない

女子を裝つた賊軍応援畫
女子なら許される

「女子なら許される」
「男子なら許されない」
男社會
2021/02/18(木) 晴れ


西南戰爭虎列刺{コレラ)


自民黨は「男社會」
西南戰爭 敵も味方も「薩長社會」

西郷さん
「五、六人守衞す
着物は かすりの單物{ひとえもの}にて
尻は はしより」
城山から脱走した三等巡査 云ふ

西郷軍 城山に本營を移したころ
内務卿・大久保利通 通達
「虎列刺{コレラ}病豫防(よぼう)心得書」

西南戰爭コレラ
支那大陸經由 九州で流行りはじめたコレラ
三密殺戮 西南戰爭 
歸還兵によつてパンデミック
明治十二年と十九年だけで
死者一〇〇〇,〇〇〇人 超える
感染者數に對する死亡者數の割合 61.8%
西南戰爭 戰死者 一三,〇〇〇人
内 コレラ死者 何人いたか

虎列刺{コレラ}病豫防(よぼう)心得
■看護に當たる者以外は 他家に避難させて
 妄{みだ}りに往來しない
■患者が恢復か 死亡した後 家族は家中を消毒してからも
 十日たつまでは會社 學校に入ることを禁じる
■身體と衣服を清潔に保つ 内の空氣循環をよくする
■適度な運動と節度ある食生活

マスク まだなかつたが
いまのご時世と まつたく變はらね〜

談餘
虎列刺{コレラ}名の由來
江戸の世の錦繪「虎狼狸{ころうり}」
虎(こ:頭)、狼(ろ:胴體)、狸(り:睾丸)の合體獸
コイツが原因
明治の世も「虎狼狸」錦絵 大増刷
内務省 西洋語「コレラ」
「虎列刺{コレラ}」と當て字

庶民の情報傳達
「錦繪時代」であつた
2021/02/17(水) 晴れ


西郷さんの犬


疾病と云へば
殿樣の疾病 痔
家臣の挨拶 受けるのが仕事
一日中 上段の間 坐りつぱなし
痔になる

十年ほど前
三田村鳶魚{えんぎよ}全集
古本屋で見つけ 手元に置いた
江戸モノ書く折 助かつた

水戸徳川家
痔豫防の家訓がある
尻の穴を中指で叩け

多少 切れ痔あつた
湯舟の中でやるやうになつた
まつたくもつて完治
鳶魚さんに感謝

西郷さん 
疾病 肥滿
醫者 曰く 歩け歩け
で 犬を連れての散歩 習慣となる

西郷さん 
「陸軍大將」軍服を燒いたあと
もう一つ大事なものを手放した
鹿兒島から連れ添つた
三匹の犬 
繩を解いて放した
政府軍の銃彈に撃たれるやもしれぬ
「達者でな」と
その一匹 鹿兒島の西郷さんの家に辿り着いた
西郷さん 城山へ入つたあとだつた
待ち續けたが 西郷さん 歸つてこなかつた

武漢コロナの感染の有無
犬 臭覺でわかるさうだ
170キロの歸路も なんのその
2021/02/16(火) 晴れ


明治維新 やり直す


疾病と云へば
多少 早口 
多少 頭の廻轉 早すぎる
そんなモンである

快便快眠 
風邪かなと思つたら葛根湯 一服で完治

ワクチン 打つべきか 打たぬべきか
それは問題ではない
問題なのは
制度改革&改惡

「版籍奉還」 明治二年
「廢藩置縣」 明治四年
「徴兵制」 明治六年
「廢刀令」 明治九年

「不平分子」の亂と稱せられる
「不平」の動機
[不平士族]と十把一絡げしてはいけない
それぞれに[不平]の中身 違つてゐた
と先日 記した

西郷軍 編成隊
<私學校黨> <學校黨> <民權黨>
からなる
下野した西郷さん 作つた學校
兵器・彈藥等の奪取 西南戰爭 發端となつた<私學校黨>

西郷さんのやうな城下武士(下級武士)でない
上層武士の<學校黨>

西郷さんに連れだつて下野した 
板垣退助の民權運動
薩摩支部の<民權黨>

[不平]の中身 それぞれ違つてゐたが
西郷さん 神輿にして
明治維新 やり直す
で 一つになる

ワクチン 打つべきか 打たぬべきか
統計 打つた人の樣子見から 65%

津々浦々の それぞれの[不平分子]
西郷さん 勝つか敗けるか 樣子見から
2021/02/15(月) 雨


ご先祖さんの「不平」なんであったか


WHO事務局長 
武漢コロナ起源
「全ての仮説に可能性」ありだとサ
要は責任放棄

西南戦争 
その<謎> 
全ての仮説 検証しなくてはならぬ

先の大戦(大東亜戦争)
なぜに起こしたのか
なぜに敗亡したか
マッカーサー憲法
いまだ後生大事している
[國民]とは何者か
仮説の検証から浮かびあがってくるから

杉山家のご先祖さん 
「不平」なんであったか
西郷さんに惚れたのか 薩摩隼人に惚れたのか

賊軍 西郷軍以外 
別個の協同隊あった
彼らの「不平」と
同じ「不平」は何であったか
2021/02/14(日) 晴れ


村田新八


不平分子 不滿分子 不穏分子
SNS花壇 百花繚乱
ニュース番組 ネタ 事欠ない

傘張り浪人 川柳 一句
<ニュース番組 不平分子に 乘つ取られ>

不平分子 不滿分子 不穏分子
特別な權利 
[特権}を持たない 持てない 人たち

かつて 特権を奪はれた
[不平士族]と教科書で称される者たちがゐた

[不平士族]と十把一絡げしてはいけない
それぞれに[不平]の中身 違つてゐた

「カワブチ お前もか」
間違ひ 訂正
「シンパチ おめもか」
大久保利通 苦蟲を噛みつぶしたやうに叫んだ

大久保
桐野利明 篠原國幹 
西郷さんに ついていくこと百も承知
だが あの村田新八が……

岩倉使節團 薩摩からは大久保 村田新八 二人だけ
「シンパチ 歐米 見てきたぢやらう」

村田 巴里ではオペラ坐 足繁く
モンマルトルでアコーディオンを彈く
二番大隊長 戰ひの合間 アコーディオン彈いてゐた

村田 
田原坂戰ひ最中 政府軍へ出張してきた西郷さんの從弟 
大山巌へ問ひ詰める 一文送る
「いまの政府から獨立すると云つてゐたではないか」

<西郷隆盛 暗殺陰謀>
フェイクニュースで薩摩炎上 
村田
これを機に
西郷さん首班内閣 つくろう
西郷軍に組する

亞米利加留學させた
村田の嫡子
♪馬上ゆたかな 美少年
村田岩熊
田原坂の先 植木の戰ひで斃れる
次男仁藏も 大口での戰ひ負傷

村田 仁藏を病院から呼び寄せ
形見に金時計渡し かう別れを告げる
「生命を全うし 明治維新のやり直おせ」

村田 從僕に云ふ
「わが命 幾ばくも無い このまま泉下の人となれば
姦臣の獨裁政治は強化され 
わが國は洋夷{ようい}の餌食のされる」

村田 みてきた
洋夷の[國民]
國と己を 天秤にかけてゐる

武士の忠義の興り
恩と奉公 天秤にかけてゐた

天皇さんへの忠義
天秤にかけられるか
[國民]になれるか

村田新八
西郷さんに殉死したのでない
[國民]誕生に殉死した
2021/02/13(土) 晴れ


西郷の不學


『翔ぶが如く』 司馬遼太郎 
けふで逝つて 四半世紀

七月三十一日
西郷軍 宮嵜からも敗走
鹿兒島は遠退く 北へ北へ 
八月二日 延岡到着
本營 延岡から北へ入つた山中
熊田に置く

八月十五日
熊田から南 和田越で決戰
西郷さん 反對を押し切つて はじめて陣頭指揮とる
西郷軍三五〇〇兵 政府軍三五〇〇〇兵
〇が一つ違ふ
西郷さん 飛び交ふ銃彈に身をさらし 指揮を執る
が 戊辰戰爭 三倍もの幕府軍を敗走させた
カリスマ性 發揮できなかつた

西郷さん 政府軍の戰ひぶりみて
「日本は もう大丈夫だ」
との逸話殘る ホラか眞か
それはどうでもよろしからう

西郷さん 和田越決戰 政府軍を指揮してたのは
むかしよく面倒みた 山縣有朋だとは知らなかつた

八月十六日
和田越決戰 敗れた西郷さん
熊田の兒玉熊四郎宅へ
兒玉熊四郎宅 背後 
可愛山陵{えのみささぎ}→ニニギノミコト陵

政府軍 銃を打ち込めまい
「彈除け」に使つたの説
それはどうでもよろしからう

西郷さん 庭で
「陸軍大將」軍服を燒く
アマテレスの孫 ニニギノミコトに
「陸軍大將」の軍服を返す
ニニギノミコトに頼む
「陸軍大將」の軍服にふさわしい人にお渡しくだされ

西郷さん 軍を解く宣告
「我が軍の窮迫 此に至る
今日の事 唯一死を奮つて決戰するのみ
この際 諸隊にして降らんと欲する者は降り
死せんと欲する者は死し その欲する所に任せよ」

各部大隊長ら 村田新八らも
投降を促す
大半の兵 投降す

國民的作家への坂を上り詰めた
司馬遼太郎
【西郷は 武士が好きだつたのです
この層を制度として生かせば
<國民>はできあがらない
かと云つて 彼にとつては宝石以上のものである
武士を廃滅させることはできない】

武州 裏店の傘貼り浪人 曰く
西郷さん
【武士 廃滅するか しないか 天秤にかけた】

「廃滅する」皿の方が重たかつた西南戰爭

階級制度をなくしても
武士のエトス 廃滅しない手 なかつたか

西郷さん 大好きだつた
福澤諭吉
<西郷の不學>
コレを云ひたかつた
2021/02/12(金) 晴れ


ニニギノミコト


建國記念ノ日
カミサマの話

ニニギノミコト
バァバのアマテレスに
高天原から地上に派遣されたカミ
このカミさまの曾孫が初代天皇 神武天皇

參議院戰 最終日 最終時間 三十分前
池袋東口 いや西口だつたか それはどうでもいい
選舉カーの上から マイク片手に叫んでゐた
「初代天皇は神武天皇
この國はカミの國であり武の國」

西郷さん 最後は
ニニギノミコトに
カミ頼みした

つづく
2021/02/11(木) 晴れ


大和魂


明日 建國記念日
いや訂正
建國記念ノ日
“學術會議”の反對で「ノ」が入つた

紀元節 明治六年 發令
日にちをいつにするか
すつたもんだ の結果
二月十一日決まる

歐米諸國 鵜の目鷹の目
狙つてゐる
國民に
日ノ本とは いかなる國か
バチッと 示めさなねばならなかつた

歐米列強 凄まじい宗教力 肝に銘じてゐる
佛教 お釋迦さんではチト弱い
[神]には[神]で 
神武天皇で紀元節 のわけ

それから十年
明治十五年 新體詩のかたちで
洋行歸りの帝大教授の
「拔刀隊の歌」 生まれる

歐米列強との火力の差
大和魂(武士の魂)で補ふ

武士の忠義は天皇となる

二百年餘 非戰鬪員慣れした
非武士の民
元武士 「恐れるな 突つ込め!」と
背を押したのが
スローガン 大和魂
天皇への忠義とセットの
大和魂
2021/02/10(水) 晴れ


新しい武士道


麒麟が來た
役者 
ひとつボタン 掛け違へ
麒麟が來なかつた
役者 

外山正一 ひとつボタン 掛け違へば
戊辰戰爭 凾館戰爭 賊側で戰つた
外山自身 よくわかつてゐる
いるから
拔刀隊の歌 詠んだ

拔刀隊の歌  いま樣語に直す
<一>【我が軍は官軍で 敵は天も地も許容しない朝廷の敵であるぞ】
まづ 官軍賛歌の詩であると明言
【敵の大將は過去にも現在にも例を見ない英雄で
これに從ふ兵はこれも勇敢で決死の決意を持つてゐる勇者だ】

賊も讃へる
【しかし鬼神にも負けない勇氣はあるが
天も許さない叛逆を起こした者は榮えたためしがない】
トドメを差す 賊の定め

<二>【日本古來の風習で、武士の身を守る魂であるが
明治維新この方 すたれてしまつた日本刀を
今さらまた世に使へると云ふこの身の榮譽
敵も味方ももろともに刄の下に死ぬべきである
大和魂がある者の死ぬべき時は今である 人に遲れて恥をかくな】

ズバリきた
すたれてしまつた日本刀 廢刀令のこと
武士道とは 刄の下で死ぬことと見つけたり と
「大和魂」出てきた
大和魂がある者 官軍 賊軍にもゐる
さう云ひたい

<三>【前を見てみると皆劍だ 右も左も皆劍だ】 
主力だつた大砲・銃 つんぼ棧敷に置く

<四>【屍躰は積まれて山となり 
その血は流れて川となる この死地に入るのも君主のためである】
君主 殿樣でない 天皇

<五>【忠義のために進むこの身は 
死んでも甲斐があるものであるから
死んでも更に怨みはない】
忠義 天皇への忠義

<六>【今ここに死なうと云ふわが身は 
君主のためであり國のためである
捨てるべきものは命だ
若し屍躰は腐つても 忠義のために死んだと云ふ自分の名前は
かんばしく後世に傳へられて殘るだらう
武士と生まれた甲斐もなく 忠義の心もない犬と言はれるな
卑怯者とそしられるな】
武士の忠義 天皇 <新しい武士道>
2021/02/09(火) 晴れ


武士の詩{うた}


♪攻めずにおかれぬ 本能寺
右手(めて)に刀 左手(ゆんで)に手綱(たづな)
馬上ゆたかな 明智光秀

♪田原坂
馬上ゆたかな 美少年
「美少年」 モデル 誰であつたか
警視拔刀隊に少年 いない
西郷軍の誰か

勝海舟 曰く
「彼は大久保利通に亞{あ}ぐ(繼ぐ)の傑物なり」
その傑物 村田新八
その美少年 新八の嫡子 村田岩熊

少年 雨中 血塗りのついた刀を掲げ
馬を驅けさせ 西郷軍本陣へ
敗報を知らせるべく走つた
との傳承

「拔刀隊の詩」 作者 
外山正一 
ご先祖さん 
徳川家康に 三河時代から仕へた譜代中の譜代
ご先祖さん
三方原合戰 一番槍をつけ討ち死に
その子らも
大坂の陣 出陣
元和演武のちも旗本の榮譽 大番を務める
ご先祖さんの手柄話の數々 肥やしにして育つ

外山の父
講武所歩兵指南役
外山家 武門の譽の家系
外山 武士のプライド
榎本武揚が「竹」 西郷隆盛 大久保利通が「梅」なら
外山「松」

♪雨はふるふる 人馬は濡れる
雨の戰場 
政府軍 雨中でも使へる元込式スナイドル銃 多數使用
西郷軍 雨が降ると火藥が濕つて不發になるエンピール銃 多數使用
田原坂戰ひ 火力の差
西南戰爭 勝敗決めたのは
政府軍の電氣通信による情報收集・傳達の早さ 
海軍力の差
外山 百も承知ノ助

なのに 外山 時代遲れの拔刀隊 讃へたのか
拔刀隊をヒーローとして詠つたか

外山 譽ある武士の家系だつた
消えゆく武士 鎭魂歌
武士の詩{うた}だつた

♪「田原坂」
哀愁を帶びた旋律
西南戰爭記念館 正歌とされる歌詞
誰がつくつたかわからぬ 
♪田原坂なら むかしが戀し
 男同士の 夢の跡
消えゆく武士 鎭魂歌であつた

拔刀隊の詩 つづく
2021/02/08(月) 晴れ


OLD 


Colorful Diary Falcon World