■鳴らぬ先の鐘
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【武士道の中の日本<十四> 松岡正剛 越境としての武士道(上) 吉田松陰の陽明学武士道は「越境」によって得たものだった 越境とは、自身を越え、その自身とともに「国」を跨ぐことである】
高校 剣道と柔道が正課 剣道は湯浅正憲師 不出来な末席の弟子(松岡)は 二つのことを教わった 道場に入るには 控えに吊るしてある小さな梵鐘{ぼんしょう}を叩く これを叩き その鐘の音を聞いて 心を鎮ませてから道場に入りなさいと
子供も大人も これをボーンと叩く それで目を瞑って夢想の真似事をするのだが 叱られる 十分に音を聞いたつおりでも 「ダメ まだ鳴っている」 そこで今度は 鳴り止むまで聞いて 一礼して入ろうとすると また 「まだ鳴っている」
この繰り返し そのうち「お前は鐘の音を聞こうとしているからダメなんだ 鳴らぬ先の鐘ということを思いなさい」 要するに 心で聞けということだろうが 高校生には さっぱり掴めなかった
−−−−−−★−−−−−− 禅問答のような「鳴らぬ先の鐘」 形だけの鐘の音ではなく 自分の心で音を聞き 真剣な気持ちで稽古に臨むという心構えが求められるもの との 解釈はできるが
「鳴らぬ先の鐘」 <鳴らぬ先>とは 打つ前のことか
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蔵前国技館 あの歓声 鳴らぬ先の鐘 の音を聞いた 「月刊」から「週刊」へ
2026/04/26(日)  |
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