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♪ 世紀末まで持ちさうも無い ゞ


ショートピースの紫煙が
夜明け前の空に流れていく
今朝の風向きを知る
海人の記憶の遺傳子がさうさせるのか

海流と無縁 内陸乾燥地帶の
ステップ人の紫煙は
どんな記憶の遺傳子を立ち上がるのか

朝明けの穩やかな風が吹き拔ける
胸奧に穩やかな風が吹き込まれる

一度、[枠]を外してみよう
文明の智慧と條理で作られた[枠]
風土で部族の生活樣式は作られる 人柄も作られる
たしかに地理的條件と政治現象は密接に關係する
が、一度、地政學の[枠]も外してみよう
どうも、さうでもしないと
21世紀は
世紀末まで持ちさうも無い

♪ シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく ゞ
變はらない夢を流れに求めて
時の流れを止めて 變はらない夢を
見たがる者たちと戰ふため
(中島みゆき「世情」)

地上の星々は頑固者だ
遺傳子の[枠]をはみ出さうとしない
21世紀は氣候分割で棲み分けて
おのおのが鎖國しないと 
ゞ世紀末まで持ちさうも無い

海流と山が隣り合はせの小さな列島
唯一 メリハリのある
春夏秋冬がある日本列島は
鎖國しないと 
♪ 世紀末まで持ちさうも無い ゞ
2018/04/23(月) 曇り


ちひさなやさしい群よ


「武士の正式な一人稱をご存知でしたらご教示いただきたく」
長くご無沙汰してゐた御仁からメールをいただく

まづ<前近代>と<近代>の間に線を引き
それ以前、それ以後と區分けせねばならぬ

元來、この文明には
「私」「あなた」「彼」の人稱代名詞はなかつた

日本語には<be動詞>もない
主語と後ろの語句をイコールする
am,are,isはない

正確に云へば省略した
古文の主語は原則的に三人稱
異文明が大事する[主語]は隱した
[天{あま}]と[God]の違ひだ

<近代>導入で[主語]が幅を利かすやうになる
時代映畫・小説に「拙者」が現れる

「オレがオレが……」の時代に突入する
みんな「オレがオレが……」の時代
實は「やさしさ」と云ふ
蓑をまとつて群れとなるために

「オレがオレが……」のオアシスに向かう
群れに背を向けるのが
一人稱を使はぬ武士

ぼくの孤独はほとんど極限(リミット)に耐えられる
ぼくの肉体はほとんど苛酷に耐えられる
ぼくがたふれたらひとつの直接性がたふれる
もたれあふことをきらつた反抗がたふれる
ぼくがたふれたら同胞はぼくの屍体を
湿つた忍従の穴へ埋めるにきまつてゐる
ぼくがたふれたら収奪者は勢ひをもりかへす

だから ちひさなやさしい群よ
みんなのひとつひとつの貌よ
さやうなら
吉本隆明 「ちひさな群れへの挨拶」より
 
        *
拙者、「拙者」「拙者」とよく使ふ
私が[私]に語る<獨白>
ハムレットが心中を觀客に知らせるための
<モノローグ>を眞似てゐるのではない
<近代以降>に背を向け<前近代>へ向かふための
躓{つまず}きなのだ
2018/04/12(木) 晴れ


なぜ腹を切れぬ


道場の跪坐でなく 兩膝は大きく開く
手の屆く前方に 斬れ味が惡くない鍔の無い腰刀(脇差)
帶を下にずらし 共衿を兩手で摑み 腹の邊りまで押し廣げ
下腹を露わにする

腹を凹ます 諸手で持つた腰刀の切先を左脇腹に押しつける
腹を凸する 切先が五ミリほど刺さつたら
水平に右脇腹まで引く
腹の脂肪は厚いから痛くも痒くもない

右脇腹から切先を拔き 
右手で腰刀を持ち 切先を頸動脈のあたりに當てる
左手で右肘を摑み 下に引く

頸動脈から大量の出血
即 腦死

武士が武士であつた時代でない
いまの世の <武士の記憶の遺傳子>を持つ者の
切腹の作法

西部邁さんに
お教へしておけばよかつたか
2018/04/06(金) 晴れ


[心の丈]は見えにくい


武州多摩
染井吉野(ソメイヨシノ)が散り始めると
欝金(ウコン)が咲き始め
つづいて山櫻(ヤマザクラ)が咲く

そのむかし 戦さがあつた
凾館 五稜郭の櫻の開花はいつだらう

日本武道具さんへ一筆
第四十三話  [心の丈]は見えにくい
 http://www.budoshop.co.jp/Kiserunokemuri-4..html

2018/04/04(水) 晴れ


貴殿は朝型か 夜型か


 先の二十五日、讀書餘論3月期を配信した
 陽が昇る前に
 いつから朝型になつたのか

 むかしむかし、そのむかし 
 朝廷で國の大事を決める際
 大臣たちは深夜に
 御所に集合し、議論し、
 陽が昇る前の時刻に
 結論を出した

 そのむかし、軍學者が拙宅に來訪した折
 その逸話を話してくれた
 
 朝型・夜型タイプは遺傳子だと
 近年の遺傳子工學は論ず

 むかしむかし、某出版社の入社試驗の日
 目が覺めたら正午だつた

 若き日は夜型 歳食つて朝型は よくあるハナシ
 老體は睡眠時間六時間で充分であるからと醫學博士

 山田風太郎は
 ボトル1本ほどの晩酌效果で熟睡
 午前三時頃起き、執筆してゐたと日記にあつた
 
 傘貼り浪人
 缶ビールに熱燗一、二合ほどで九時ごろから熟睡
 三、四時に目が覺める
 で、我流體幹運動のあと
 煙管にショートピース四分の一を詰め 一服
 紫煙を追ふ
 で、キーボードに向かふ
 
 軍學者は
 若き日から朝型だつたのではないか

2018/03/29(木) 晴れ


三間先の殺氣


<科學の進歩>と云ふ奴が
匂ひを嗅ぎ分け
所作が起す空氣の振るへ
の [感性]を劣化させた

デカルト、ニュートンらが
神祕性に對抗し、“科學の眞實”を生んだ
[感性]に背を向ける
知性の世界のみを信じた
五感を知性で加工してしまふ

三間先の殺氣を察した
武士の[感性]は死滅したのか
加工されない[感性]を呼び覺ます手はないのか

科學に聾棧敷に置かれてゐる拙者でも
掌の上のニュース、科學のジャンルを
素讀みする
最新科學が[感性]の謎を
知性と融合させ解かうと
挑んでゐるのを垣間見る

科學に聾棧敷に置かれた者が
加工されない[感性]を
科學に頼らず解かうとするなら……

花は櫻木 人は武士
櫻見物のあとに考へるとするか
2018/03/24(土) 晴れ


香りには心がある


俳句では「彼岸」と云へば春の彼岸
春分が中日{ちゆうにち}
その前後七日間を「彼岸」と云ふ
土方歳三も愛でた
谷保天滿宮の梅林も盛りを過ぎた

梅にチェンジし
大學通りの櫻並木が主役となる
國立町會、谷保村青年團が    
今上天皇誕生を祝し、植ゑる
八十四年前、大學通りの商店はちらほら數軒
雨が降れば大學通りは泥道

甲州街道は多摩川の氾濫で泥道となる
で、江戸の世に多摩川の河岸段丘に移される
で、段を下つて境内に入つていく
鳥居も道沿ひの正面でなくソッポを向く
谷保天滿は“野暮”な神社

わが街のシンボルの花は
櫻ではなく梅
谷保天滿宮の梅林は千年前から

菅原道眞の世の人は鼻が利いた 
香りを愛でた
特に梅の香りを愛でた 
よつて梅の方が櫻より格段上

香りには心がある
香りは 心を動かす
衣裝に焚き染められた香りの
殘り香
闇夜の身じろぎも
その心を香りで察する

「大和魂」との言葉が
初めて書物に現れた
『源氏物語』は香りの文學
行間から香りが立ちぼつて來ぬと
『源氏物語』を讀んだと云へぬ
  
そのむかし 歸宅時深夜國立驛ホームから
大學通り並木を覆うイルミネーションを見た
闇夜の香りが失せた
闇夜の靈氣が失せた
わが街も劣化していく……

いまの世の流行り
ライトアップなるものが
大和民族を劣化させていくことを
恐るる者は少ない
2018/03/17(土) 晴れ


春の彼岸が近い


なぜいつも そんな恰好してゐるのですか?
野袴に筒袖、草履履き、腰に鐵扇
こんな恰好を 
無遠慮に尋ねる異國の人がゐる

異國の人に云ふ
いつでもハラキリができるやうにと
ハラキリするとき
洋服でなく
このやうな恰好でいたいから

異國の人、頷く

異國のことは知らぬが
江戸の世に定着した
葬儀の仕方 墓の有り樣が變はつていく

宗派不問 合同墓 個人対象 驛前納骨堂  
日本佛教はどこへ行く

それは人工知能(AI)に任せておくとし
天然知能の[ひと]は《死》を考へよう
《死》と 
如何{どう}向ひ合ふか

[ひと]は皆、死ぬ これ以上の平等はいらぬ
武士のエートスは これだと發見した

生命尊重こそがニヒリズムの根源
それにいち早く氣づいた文明人が武士
武士のエートスは これだと發見した

すると
<生命尊重>の對岸にある<死の尊嚴>
が見えてくる

<死の尊嚴>を見失つた
いまどきの葬儀が見えてくる

春の彼岸が近い
小川寛大さんから『宗教問題』が送られてきた
特集<巨大納骨ブームの光と影>
2018/03/11(日) 晴れ


日本武道具さんへ一筆


桜開花たよりもぼちぼち
いま 春が来て 

日本武道具さんへ一筆
第四十二話  「腰が強い」と「心の張り」
 http://www.budoshop.co.jp/Japan-toppage.html
2018/03/07(水) 晴れ


これが問題だ


♪いま日ノ本では
自殺する若者が増えてゐる
だけど問題は
SNSがないと若者は生きていけない

♪いま日ノ本では
自殺する老人が増えてゐる
だけど問題は
孤獨死老人が入れる墓がない♪

♪行かなくちや TOKYO Olympic に行かなくちや♪ 

TOKYO Olympicに行くために
何が足りないか いまやつと氣づいた

[家]の力
一族郎黨だけが大事の[家]から
武家政權維持が大事の[家]から
庶民の稼業の技を守るための[家]

[家]が不人氣になつたいまの世まで
變はらぬことは
[家]には家長がゐること

相澤病院は[家]
日本電産も[家]

いま日ノ本で大事は家長がゐる[家]
横竝びのアットホームだけの[家]が多い
これが問題だ
2018/03/02(金) 晴れ


東京へ行くな 常呂町をつくれ


今朝、「讀書餘論」二月期を配信。

こんな文言を添へた

むかし、詩人は「東京へ行くな ふるさとをつくれ」と
九州の炭坑のまちで勞働爭議を鬪つたが 東京に勝てなかつた。
いまどきの女子は「東京へ行くな 常呂町をつくれ」と
東京を飛び越え 世界で勝つてしまつた。
こんな文言が浮かんだ、今朝であつた。

さう
次ぎの武道通信かわら版「忙中閑あり」は
女子の武士道
としよう

応援には
非戰鬪員のソレと
同じ戰鬪員のソレとは異なる

先の大戰 非戰鬪員は
戰鬪員と同じ加害者・被害者であることを知つてゐた
2018/02/25(日) 薄曇り


「地上の星」


夜明け前の
手のひらの中で また 人が死んでいく
「地上の星」の人とて
一時間で七千人が消滅する勘定になると云ふ
 
<ビックバン>なるものを知つた夏の日
晝寢から醒めたとき わかつた
「ビックバンは人間が生まれるために起つたんだ」

生死の境をさまよつた 秋深き日 
息き吹き返し わかつた
「我 生まれてこなくとも 宇宙あり」

雪降る 冬の日
雪がふるふる 雪見てをれば
句をつぶやいて わかつた
「人の世も 空も 草木も常は無い」              」

高齢者となつて 春が來て わかつた
「地上の星があるから宇宙がある」

明日もまた
十六萬の「地上の星」が消滅する

それだけのハナシだ
2018/02/22(木) 晴れ


臍の緒の記憶の遺傳子


御産の時、[臍の緒]をクズ扱ひする異國の産婆は
ドダイ相手にする手合ひではない
とて
先の東北での震災の折の「絆」の大合唱
言の葉「絆」の波動が瞬く間に廣がつたはけを知る同胞は少なかつた
母と子の絆、[臍の緒]の信仰が根つ子にあつたのに氣づかなかつた

記紀の世からあつた信仰
「古里や 臍の緒に泣く 年の暮れ」
芭蕉 何年ぶりに故郷へ歸る が母は亡き人に
臍の緒が入つた箱を握り絞め詠んだ句
江戸の世に臍の緒箱は貴人{うまひと}から庶民にも廣がる

横五センチ、縱七センチ 高さ二センチほど
桐箱の表に 御臍帶納 御産毛納
裏に 出産場所 父母の名 命名 出産年月日 時間
體重體量 身長 扱者名(産婆)さんの名
この桐箱に拙者の臍の緒 七十一年、佇んでゐる

横田めぐみさんの遺骨がニセモノと見破れたのは
母と子の絆[臍の緒]

「文化的、技術的、經濟的に日本はお手本の國」の半島
オモニと子の絆が強い半島にも[臍の緒]は無い

なぜに日ノ本だけ 吾が邦{くに}にだけあるのか
古代日本列島まで降りていかねばなるまい
根まで 根まで 降りていかねばなるまい
2018/02/16(金) 晴れ


民族の記憶の遺傳子


拙者の幸福<度>なるものを
他人樣にドウコウ云はれる筋合ひは無い
ましてや異國民が
吾が國の幸福<度>なる點數をつるなど片腹痛い
民度、いや信仰對象が違ふ
他國の幸福<度>を計かれるとの錯覺は
同じ信仰圈だとの尺度からくる
ドダイ相手にする手合ひではない

拙者の幸福<度>なるものを計るとするなら
60ワットの電球の下でコタツに背を丸め
ラジオから流れる「雪の降る街」を聽いてゐた
この記憶を掘り起さねば
拙者の幸福<度>の基準は見えぬ

吾が民族の幸福<度>なるものを計るとしたら
四千年、五千年前の日本列島人が
秋の日に集めた木の實を口にし
舞ひ落ちる雪を見つめた記憶を掘り起さねば見えぬ

民族の記憶が信仰對象を生む
宗教と稱されるものも瓦解は
いま、はじまつたことではないが
民族の記憶の遺傳子からの
揉め事は永遠に消えない

雪の降る街のオリンピックの歡聲に
民族の記憶が
さほど古くはない
民族の記憶が聽こえる
2018/02/11(日) 晴れ


日本武道具さんへ一筆 


寒氣の中に春の氣配が忍び込んできた 
春よ 近き春よ 
日本武道具さんへ一筆 
第四十一話 悔しさを肝に銘じて 

http://ur0.work/Irdu

2018/02/08(木) 晴れ


西部邁さんの靈が降つてきた


♪東京で見る雪は これで二度目だね♪
と鼻歌まじりに
昇る朝日の方角の 雪景色を眺め 
紫煙を立ち昇らせてゐたら
西部邁さんの靈が降つてきた
拙者の身に降靈(憑依)してきた

二度目の雪が呼び寄せてしまつた
西部邁の靈魂の口寄せは
五日の武道通信かわら版に<告げる>こととする

歳をたらふく食つたあとの愉しみは
超越的存在があるかも知れぬと
思へることだ

過去の あるシーンを思ひ出す
あれはあらかじめ仕組まれてゐた
亡き人が あらかじめ仕込んでおいたんだとか

あつ さうか
週刊プロレスを創刊したのは
この日のためだつたか とか

歳を七十一個も食ふと
愉しみもあるもんだ
2018/02/02(金) 雪


大和朝廷とは何者だつたか


「○○は何者か」のフレーズが巷で闊歩してゐる
誰もがツイッターで作家氣分になると
自分の○○論をぶちたくなる
本が賣れなくなつたはけだ

十一年前、「武士とは何者であつたか」を『翼』に寄稿した
翌の年、本にしたためた 『使ってみたい武士の作法』
百歳になつても「武士とは何者だつたか」を書いてゐるだらう

それはさておき
雪景色の武州多摩の朝燒けに
ショートピースの紫煙が立ち昇つていく
「拙者は何者なのか」を考へた

ショートピース一本分、四度、紫煙を立ち昇らせ考へつづけ 
『古事記』まで行つてしまつた
「大和朝廷とは何者だつたか」

天地のはぢめ
タカマガハラの三神は死んだ
國が湧き出たときの二神も死んだ
男でも女でもなかつたからだ
交はることはなかつたから子は生まれなかつた

性をもつた神が現れる 
男と女
イザナミ イザナギ 
父イザナミから神の世界タカマガハラを統治せよと
アマテラスに
父イザナミから地上を統治せよと
スサノオに

スサノオ、イヤだとダダをこねる
だつたら亡き母の黄泉の國へ行きたいと
姉アマテラスに説得され
河海部族の出雲に降りる

『古事記』は姉と弟の物語
日ノ本の[天皇]は姉であるとの物語

水田稻作民の長{おさ}になつた大和にゐた一族が
世襲の正統性のため書かれた『古事記』
と學者センセイは云ふ マチガイではないが
その心がわかつてゐない
日本列島の獨立宣言 
大陸に對しての島國の獨立宣言
日ノ本の歴史は ここから紐解かねばならぬ
ゆゑに日本史は 鎖國と攘夷で解けるのである

それはさておき
狩獵部族はどこへ行つた どこに消えた
男と女の[性]をもない
種を蒔かないで死んでしまつた神であつたか

新しいショートピースを四つ切りし
雁首に詰める

大和朝廷はしたたかであつた
狩獵部族との和解を計るため 
いや 謝罪のため
劍を神器にした

劍に反りをつけ、鎬をつけたのは
消された狩獵部族の末裔であつた

明治維新、新しい天下人 天皇に
各大名家から傳家の寶刀が獻上された

いまなお
劍の神話は皇居で 生き續けてゐる
劍の信仰を持つ者にだけに
生き續けてゐる
2018/01/26(金) 晴れ


平成三十年の吾らに宛てた遺書


昨夕も今朝も 手のひらの上で
人が死んでいく
袖すり合ふも多生の縁の御仁の名もあつた
「武道通信」(十三ノ卷)に名がある

「武道通信」創刊前、青い目のガイジンが書いた武士道論を讀む
このガイジンを探したが
實は この御仁が僞名で書いたものだつた

「武士道とは……」を特輯した折、寄稿願つた

<現代日本のモラル・マインド>
生命は虚無の根
――それを絶つ斷たんとした武士道の冒險
<生命尊重のニヒリズムの根を絶つ必要が
「武士道というのは死ぬこととみつけたり」
の一言に要約されているのである>

十八年の歳月が流れた
讀み返して
これは平成三十年の吾らに宛てた遺書であつたと氣づく

全文掲載したいが、さうもいかぬ
電子書籍ならダイソーの値段で讀める、讀まれよ
2018/01/22(月) 晴れ


日本人の體内でしか生まれない細菌

零下二度の朝燒に
雁首からショートピースの紫煙が立ち昇つていく

「成人の日」の高校サッカー決勝戰はよかつた
校歌がよかつた
草野心平と土岐善磨の作詞

はじめに母校の風土を愛で
風光明媚な郷土を誇り
終はりに誇りある若者であれと歌ふ
校歌の定番

このやうな校歌の定番が
他文明國にあるのか ないのか
淺學非才の徒は知らぬ

NHKドキュメンタリーが云ふ
日本列島が二つプレート移動による
<奇蹟の島>がどうかは知らぬ

人類は古代から細菌と終はりなき攻防を續けてゐる
古代日本列島では
人はどんな細菌と攻防してゐたのだらう

風土の食物の榮養素と共生で新しい細菌が出現すると云ふ
日本列島住人の食生活で
日本人しかない細菌が發見されたと 
異國の學者

[天皇]が
日本人の體内でしかな生まれない細菌
だとの異國の學者の假説はないか

新元號を迎へる日までに
日本人の體内でしかな生まれない細菌
[天皇]を日本人自身で發見しよう

2018/01/12(金) 晴れ


日本力士が勝つために


元旦の朝燒に
雁首から立ち昇つたショートピースの紫煙が
吸はれていく

毛唐の良いところを學ぶのはもう飽いた
毛唐の惡辣さを學ばう

土俵の圓を十五尺から十六尺に廣げる
圓は一尺廣がれば、十尺の空間が廣がる
圓をよくわかつてゐる日本力士にはわかる
圓がわかつてない毛唐力士にはわからない
小柄な日本力士が有利の土俵にしよう

サッカーのフィールドも圓形にしよう
日本國が世界を制したときには

國粹爺は夢想する


★年賀状は「無銘刀」に掲載
2018/01/01(月) 晴れ


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