■微々たる票の意味
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兵頭 → 最後の質問 今年か来年 衆議院の解散・総選挙となり どこからか誘われたら 出ますか?
【杉山 → どこからも誘われませんよ(笑)。万が一また自由連合から話をいただいたなら立候補者でなく編集者としてお手伝いさせていただきたい。やはり自分が立候補した党から一人もだせなかった悔しさと、テレビのワイドショー的選挙事前報道で、小さな政党、無名候補が選択肢から外され、土俵にさえ上がれないことへの怒りは残る。
話をいただきキャンペーンでは負けないようにしなければ。キャンペーンに勝てば今回の選挙に負けても後につなげられる。でも期待した自由連合のキャンペーンは生まれなかった。いままで通り「医療と福祉の自由連合」では公明党、共産党に埋もれてしまったし、「日本を変えよう」も自民党と同じ。与党と野党の面がごった煮になり、またタレント候補、無名候補のごった煮を説得させるキャンペーンをつくれなかった。終始、タレント候補乱立の攻防戦に手一杯だった。
自分としては街頭演説で「自由連合は高杉晋作の騎兵隊であり、変革期にはこのような規制概念を打ち払った集団のみが突破口を開く」と訴えたんですが。 徳田代表は医者の立場から日本の医療制度への疑問を投げかけた。それに対する同業の医師会から政治圧力による攻撃を受け、政治には政治でと政党を興したわけです。彼の心証にある博愛を起点に、既得権者による既得権者が生き残るための構造改革でなく、同時に、敗れた者の救済、敗者復活戦が残された二枚腰の社会構築のキャンペーンを展開することが急務ではないか。】
兵頭 → 杉山さん 「悔い」よりも得られた方が大きかったみたいですね しかも肝心の闘争心を無していないのですから それは政治的に まだ敗北を意味してません
【杉山 → 杉山に投ぜられた票は微々たるものでしたが、量で計るのでなければ、無明長夜{むみょうじょうや}の中で、見知らぬ者がお互いに腕を取り、脈を取り合って「まだ生きてるぞ!」と確認しあった充実感は残った。ええ、自分では敗北してないと思っています(笑) 】
【杉山ひでお参議院選挙報告】 オワリ
2025/08/07(木)  |
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