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日本武道具さんへ一筆啓上



腰が大事
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2018/11/14(水) 晴れ


「パワハラ」 武士の辭書にない


鐵のカーテンの向かうのサンボを盜み出すために派遣されたのが
筑後柳河藩主の血を繼ぐ士族の男子と 
ロシア皇帝ニコライ二世の近衞兵の血を繼ぐ娘から生まれた
ビクトル古賀(古賀正一)さん

世界初の社會主義國が軍人・警官の<心棒>にしようと
作り出した挌鬪技がсамбо
柔道を基に、野生動物捕獲に優れた手足の長い狩獵民族が
柔道を一生懸命習つたら いつのまにか
самбоになつた
このсамбоに 本家本元の柔道が痛い目に合はされる

ビクトル古賀さんを 鐵のカーテンの向かうに送り込んだのが
八田一郎

ライオンとにらめつこ
ペナルティーは下の毛を剃る
夜中に大音量で音樂、電氣をつけた状態で睡眠させる
このやうな強化逸話はきりが無い
八田一郎 レスリングを日本のお家藝とした

己の極限を試さうとするとき
生きるか 死ぬかを イメージできる者に
パワハラは無い

パワハラ騒動
現代日本の 神精疾患のひとつ
2018/11/11(日) 晴れ


サンボの神樣


ハバロフスクのテレビ・インタビューに かう答へた
サンボを習ひに日本からやつて來ました 

第一囘サンボツアー 何年前か 忘れた
『これがサンボだ』の初版 檢索 1986年 
その一年後あたりであろか 昭和のハナシだ

杉山團長は市長表敬訪問などなど それなりのVIPな待遇
ツアーの段取りをしてくれたのは ビクトル古賀さん
ビクトル古賀さんへの敬意

鐵のカーテンの向かう側、敵陣の西側の人間で
初のソ聯邦功勞スポーツマスター、ソ聯邦スポーツ英雄功勞賞
サンボの神樣と稱せられた

一囘り上の古賀さん 
當時から既に好々爺 いつも目尻に皺寄せた笑顏しか記憶にない

人の神樣は 必ず逝く ゆゑに 社を設け奉る

GHQ後遺症で 人の神樣を奉ることがなくなる
現代日本の 神精疾患のひとつ

2018/11/07(水) 晴れたり曇ったり


百年後の日本列島住人末裔に


ユーロ (Euro) と アジア (Asia) が繋がつた一番大きな陸地
の 東端から切り離された 小さな島國
四季の自然と人の共生美 
清流が列島全域に流れ下る清明さ
互ひの幸せを思ひやる餘力
日本刀を作り出す匠力

♪うらやましくて うらやましくて
たつた海峽50キロへだてた隣國が 
やつぱり うらやましくて うらやましくて♪

うらやましさがつのり 嫉妬から憎さに
李承晩ラインの そのときから
何度も何度も 理不盡をはたらく

戰勝國の歴史が無い
第二次世界大戰 日本に勝つたとの フィクション 
世界の非常識にすがる

波が押し寄せては引くやうに
あと百年經つても變はることはない
♪うらやましくて うらやましくて
嫉妬から憎さに

自己責任を宣言し、止めるお國を足蹴して危險地に入る
なのになぜ 
自決毒藥を胸のポケットに忍ばさせること さへしなかつた

日本列島固有種「武士」を生んだ國の 劣化が進む
武士は二度と出現しない絶滅人種
わかつてゐる さりとて郷愁は絶つことはできない
いまの世に劍を振るふ者は

百年後の日本列島住人末裔に
「武士」の面影を傳へておかう 先に文言で
『日本列島固有種 そして絶滅人種「武士」 武士の面影を求めて』
籏谷嘉辰  聞書・杉山頴男


『刄隱』映像化(DVD) ときがかかりさうだ
旧知の映像會社の社主が亡くなり 製作日程が大幅に變更
2018/11/03(土) 晴れ


[天]が見えなくなつて 久しい


驛傳選手をヒーロー・ヒロインにしたドラマがあるか ないかは 知らぬ
走れなくなつて 四つんばいになつて 這つても 襷を渡さうとする
ヒーロー・ヒロインを登場させた としたら
脚本家は その四つんばいになつても 次のランナーに襷を渡すのが
ヒーロー・ヒロインにふさはしいとするのだらう

チームプレイと云ふ共同體に死力を盡くす
西洋から發した近代國家なるもの教育の要
封建共同體を經驗濟みゆゑ 
明治人は その身分を問はずスンナリと受け入れた
三百年ちかくも非戰鬪員馴れした農・工・商も 日露戰爭よく戰つた

武士の道が儒教の一つ 朱子學に染まつたとき
異議を唱へた軍學者がゐた

自らが組する共同體の理論と 
天から與へられた天論が衝突したとき
武士は天倫に組すべきだと

幕末の尊皇攘夷 倒幕・佐幕の嵐の中
武士たちは 共同體と天の狹間で もがき苦しんだ
 
這つても襷を渡さうとしたのは
共同體の論理か 天の論理か
本人とて わからぬのでないか
 吾らとて わからぬのでないか

[天]が見えなくなつて 久しい

2018/10/31(水) 晴れ


自分の居場所


脚本家は 構想を練るうちに
ヒーロー・ヒロインを愛しく思ふやうになる

ヒーロー・ヒロインが
オレ・ワタシの いるべき場所
オレ・ワタシが オレ・ワタシとして居られる場所
オレ・ワタシで なくてはならない場所
を見つけ出さうとうする

拙者 振り返るに
「あきらめなかつた」「運が良かつた」

ゆゑに いま
拙者の いるべき場所
拙者が拙者として 居られる場所
拙者で なくてはならない場所
に いまゐるから

死に向かつて全力疾走してゐる
2018/10/26(金) 晴れ


親のことなど氣遣ふ暇に


シングルマザーがヒロインになる 
輝くシングルマザーたち
若き日 小津安二郎の格言に出會はず
人生を 極めて小さく區切る 戀のファインダー
のシャッターを簡單に押してしまつた 
その悔いをバネとし 輝いてゐるのか
無禮な詮索 御免!

シャッターを押さない
戀はしない 結婚もしない 
結婚適齢期の男女 

小津は 云ふ
人と契るなら 淺く契りて 末まで遂げよ
小津は未婚を通し 「無」の墓石の下

<親のことなど氣遣ふ暇に 
後で恥ぢない 自分を生きろ>
戀はしない 結婚もしない 
結婚適齢期の男女の親の 
形見の言葉

死まで あと○○メートル
死に向かつて全力疾走してゐる
親を ヒーロー・ヒロインした
ドラマを書きませんか
脚本家殿
それこそ トレンディだと思ふのでありますが
2018/10/22(月) 晴れ


能はトレンディドラマだつた

トレンディドラマの源流 いや 日ノ本の藝能の源流は猿樂
猿の眞似をして觀る者を笑はせたのが興り
たけしもさんまも 猿樂師の遺傳子の末裔

後年、豐作を祈る田樂もつくられる 祭り囃子が その末裔

鎌倉幕府の世になると 
演劇要素も取り入れられ 田樂能と稱せられた
執權北條高時などは 舞臺にかじりついて愉しんだ

田樂能に死者が登場する 能の興りである 
室町幕府の世 武家の式樂として完成

能のヒーロー ヒロインは死者 
恨みを持つ死者ばかり
要は いかに鎭魂供養するかのハナシ

とて エンドがない
ハッピーエンドもない 不幸な結末もない

いまを生きてゐる脇役(自分)が 
いかにして鎭魂供養するか のハナシ
自分で考へろ とのハナシ

武士が好んだのがよくわかる

元號も變はる
能を取り入れたトレンディドラマでも つくりませんか
脚本家殿
それこそ トレンディだと思ふのでありますが

2018/10/17(水) 薄曇り


トレンディドラマ

そのむかし 市箇谷にあつた頃の
フジテレビ その編成局を訊ねた
UWFを本當に放映するのか と
發表されたメンバーが 本當に來ると思つてゐるのか と

廊下の壁のいたるところに 手書きの告知紙
視聽率でトップになつたとかは 赤字で
手書きの文字は踊つてゐた

トレンディドラマと稱せられた
月9のドラマなるものをはじめて觀たのは 十年後
杉山頴男事務所から階下に降り 自宅の居間で氣分轉換のティータイム
何氣なくつけたテレビ

十年前の女子は このやうなドラマの どこに魅入られたのか
いや男子もか

氣附いた
トレンディなる時代の尖端を泳いでゐるかのやうな
ヒーロー ヒロイン 
ふたりのアイデンティティ、いやルーツが
ドラマの通奏低音に流れてゐる

トレンディなる時代の尖端を泳いでゐるかのやうで
根つ子から酸素を取り入れ 喘ぎあ喘ぎ 呼吸してゐる

己の生命は 37兆2千憶個の細胞は DNAは
父母から發生した 
父母の故郷 家族
ここから生きはじめてた

いまでもハナシにのぼるドラマには
これが通奏低音に流れてゐる

いまのドラマで 十年後 ハナシにのぼるのは 何本あるか と
フジテレビの編成局に聞くわけにはいかない

2018/10/13(土) 曇り


月9が騒々しい


テレビドラマは 
世相の光を ブラウン管に反射させようとする
視聽率は 反射度の出來高數字と信じる

戀の世相も 多種多樣にウンブラ管に映された

近年の世相 戀ドラマ不振
社會學心理學なる世相研究のセンセイは曰く
戀はしない 結婚もしない 
結婚適齢期の男女 主に女

戀ドラマ脚本家諸氏
昭和二十年代の映畫を觀なされ

戀とは 人生を 極めて小さく區切る ファインダーだ
シャッターを さう簡單に切ることをやめたまへ
                  (小津安二郎)
胴元(スポンサー)は 贖買欲 命
戀は 結婚は 消費欲の花
これと
家の戀はしない 結婚もしない 世相との
二律背反を どうリンクさせるか
戀ドラマ脚本腕のみせどころ

2018/10/09(火) 晴れ


日本武道具さんへ一筆啓上


【根】を見失うな
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2018/10/07(日) 晴れ


「読書余論」余話


十二年の歳月
毎月 同日 早朝の同じ時刻ごろ
凾館から武州多摩のメールボックスに屆く
同じ作業を持續する[力]

「読書余論」毎月25日配信
失念し 配信が一日送れたことが二、三囘あつた
143囘もあれば必然
が、原稿送信の遲れは
一度もなかつた
毎月 同日 早朝の同じ時刻ごろ

同じ作業を持續する[力]
植物の持つ[力]のやうだ

一歩たりとも
動くことなく 
地に根を張り 天を仰ぎ
呼吸し 養分を取り入れ
花粉を風に乘せる

ひとり しずかに たたずむ[力]
2018/09/30(日) 台風


サヨナラ「読書余論」


「兵頭二十八の放送形式」から転載
■お知らせ
2018年09月26日 07:04

「読書余論」の無料公開版を「武道通信」の「無銘刀」に毎月掲載して参りましたが、
長文になりますと「無銘刀」にかかる負荷が相当に大きくて運用管理の作業も大変のようです。
それでいろいろと考えました結果、「読書余論」は今回の九月分をもちまして、勝手乍ら終了致すことに決めました。
爾後はブログ等の場を借り、不定期的に資料備忘録の形で掲載することになろうかと思います。
あらためまして読者諸兄ならびに杉山穎男様のこれまでの御厚情に、深く御礼を申し上げるものであります。

 ……………………………………

2006年7月に開講した《兵頭二十八・ネット私塾「読書余論」》
2018年9月をもって閉講致します。
当方の掲示板「無銘刀」の力量(容量)の無さ。ご勘弁。
2018/09/27(木) 雨


リフレイン 彼岸花 


群生から切り取つた
彼岸花 一輪插し

「死し者は 生者{せいしや}より 多くを語る」
即興の駄句 季語無し いや
「死し者」は 春夏秋冬に通じる季語
死は 季節を選ばない

原始人が 埋葬をはじめたのは
死躰を死者にするためだらう
死躰は語らぬが 死者は多くを語る
ことを 原始人は疾に知つてゐた

武道通信かわら版今號 卷頭言のリフレイン
「敗戰後少年も老いる。老いて見えてきたものがある。

多くを語る死者を
多く抱へてゐる者の 愉しさよ
2018/09/23(日) 晴れ


彼岸花


彼岸花が群生してゐた
毒々しくも 美しい赤である

植物には意識はないが
無意識はある
植物の“言葉”を
學者センセイは 必死で證明しようとしてゐる

なぜに無意識が 毒成分をもたせたか
人智ではわからぬが
人は毒を利用する
水にさらせば毒成分は消え 非常食となる
毒成分の一つは藥となる

外來植物を 在來植物のためにと
根絶やしにしたら
日本列島のなじみの
四季の風景は一變する

本日は 敬老の日なり 敬老の日なり
「彼岸花」でも 觀るとするか
2018/09/17(月) 晴れ


心は腹にある


[意識]は どこから来るのかを
考へ拔いてゐた
精神醫學なるものが 心理學なるものが  
[無意識]を發見した

この舶來モノがやつてくる前
[無意識]をよく知つてゐた 古のひとは
「火事場の馬鹿力」を疾うに知つてゐた

神學 哲學の縄張りだった[心]
[意識]と違ふ [心」はどこにあるか
精神醫學 心理學も
 [心」に足を踏み込んだ

精神醫學 心理學 神學 哲學も
[心」はどこにあるか 探索中

「火事場の馬鹿力」を知つてゐた
古のひとは 知つてゐた
腦は 無意識を感知できない
無意識は 腦を通過しない
腹を通過する

心は腹にある
それにはじめに氣づいた文明人が
武士

「戰後半世紀
無抵抗にイエローヤンキー化したわれら日本人
己の心の身丈にあつたトポスを
見つけるための砦となるのが武道である
――『武道通信』創刊!
退社の折 『武道通信』創刊の前口上だつた

その後 [無意識]を發見
[無意識]は イエローヤンキー化に
抵抗してゐたのに氣づく
2018/09/13(木) 晴れ


日本武道具さんへUP


「目顔で知らせる」
http://ur2.link/LRGS
2018/09/09(日) 晴れ


『HUMAN BODY』

 
 そのむかし……
 いつの<むかし>だつたか 檢索
 『驚異の小宇宙 人體』
 1989年度NHKスペシャル 司會タモリ

 當時 プロレスにも挌鬪技にも飽いたのか
 たつたひとりで『HUMAN BODY』を創刊する
 「人體とは?」である

 NHKの 人體の企劃を知る 
 原宿驛を降り 制作擔當者をNHK本社を訪ねる
 ガランとした大きな部屋の長椅子の上に横になつてゐた
 徹夜明けだらう
 テレビと本と 違へども
 過勞死一歩手前で仕事してゐる輩{ともがら}がゐた

 あれから三十年
 人體の“未知の活斷層”は數多見つかつた
 見つかりつづけてゐる
 
 「人體」本に 數多目を通した
 目を通しつづけてゐる

 さつぱり わかららん
 「人體とは?」

 生きてゐるかぎり
 未知の活斷層の地震 
 十年に一度の大型颱風
 はたまた 人災 
 さまざまな<偶然>に出會ふ

 この<偶然>を渡り切る手立ては
 無意識を鍛へるしかない

 いまある「人體とは?」の 到達點

 
2018/09/08(土) 晴れ


命は使ひ切るもの


いまの世の下々
自殺と自決の 區別がつかなくなつた

自殺 己の命を使ひ切らずに 命を絶つ 
自決 己の命を使ひ切つて 命を絶つ


下々が愉しむ テレビドラマ テーマ曲に
「人はみな死ぬ それ以上の平等はいらぬ」
を奏低通音とせよ

老人の健康促進 CMに
「人はみな死ぬ それ以上の平等はいらぬ」
を字幕に入れよ

人は みな死ぬ 
それ以上の平等はいらぬ
武士が權力者として
特權階級の稀薄さはここにある

[ひと]
以外の 動稙物は 種の保存 
そのためにのみで 命を使ひ切る
[ひと]だけが
己の欲のみで 生命尊重

先に吐いた
生命尊重がニヒリズムの温牀
それにはじめに氣づいた文明人が
武士

「武士道と云ふは 死ぬことと みつけたり」
の正しい註釋は コレ
2018/09/04(火) 晴れ


無意識が存在する


下部へ、下部へ、根へ、根へ
そこに
ホモサピエンスの
無意識がある
存在の原點がある

無意識が
一度 立ち上がつた<とき>があつた
弓道場
意識を取り戻し
いま何をしてゐたか まつたく思ひ出せなかつた
皆中してゐた

ストンと腹に落ちた

上泉信綱や宮本武藏などの武術の達人は 
一瞬にして
無意識へ降りる技をつかんでゐた

凡の武術家は 考へた
無意識へ降りる技を どうつかむか
で 策を考へ出した
型稽古

長年 ひたすら型稽古で 
無意識へ降りる技を會得した者は
おるだらうか

2018/08/31(金) 晴れ


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Colorful Diary Falcon World