■多摩蘭坂
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拙宅からスポーツジムへ行く 4、5分の道のり 裏通りの家の前に 映画のポスター 最近 封切りされたらしい
駅前あたりのマンションから 多摩蘭坂の登り口 裏手 地べたの拙宅へ移ってきたのは 24、5円前か
さっそく 散歩 登り口の信号 交差点 国立市と国分寺市の“国境線” 登り口の左側 手のひらほどの石を積み上げた垣根 上は空き地
よく観ると 幾つもの石 何やら文字 書き込まれている 目を近づけてみる 「きよしろうさま …………」 そればっかり 北海道 九州から来た者もいた
「きよしろうって 誰だ?!」
そんじょそこらの 中年男と違って 「きよしろう」なんぞ 知らない
後年 「きよしろう」没年 以降 年命日に 国分寺青年団が建てた 「たまらんざか」 標識の下に 花束が置かれるようになった
映画 封切りで さらに 増えるか
−−−−−−★−−−−−− ちなみに 多摩蘭坂の名 登るのは 「たまらん たまらん」ではない この「たまらん坂」なら 日本列島 そこらじゅうにある
東京商科大学(一ツ橋大)が出来た 大正の世 国立駅 まだない 国分寺駅から歩いて 東京商科大まで で この坂の農家 学生下宿屋 はじめる
ある秋晴れの日 大正15年に創立された 東京高等音楽学院の女生徒ら 空き地に咲く キバナコスモス(通称:国立コスモス) 摘んでいた 下宿屋の部屋から それを見ていた 先輩格の学生 「あっ たまらん」と一言 それが教室で 話題に で たまらん坂と 呼ばれた
この逸話 国立市中央図書館 資料室で確認
品がないと 市役所の誰かが 多摩蘭坂と 当て字したのだろう
2026/10/15(木)  |
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