■ライフル銃 射撃姿勢
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立射 膝射 伏射の三姿勢 競技では行われる そのいずれも共通していること 銃の一部を射手の人体で支えている マネキンと違い ある姿勢の人間がひっくりかえらないのは 自然に起きる傾きに反射神経で対抗して反対側へ体を傾けるからだ 云うならばゆらゆらと揺れ続けることで姿勢を保っている
したがって狙点にむけて構えた銃が すなわち照準が不動のはずがない ゆらゆらと揺動するのは当然 さらに人体の呼吸運動 心臓の拍動が加わる 両腕で銃を支えている場合 長くても4〜5秒くらい経過すると 筋肉の麻痺細動が加わる 引き金を引く ごくわずかな指先の動きも またばかにならない 腕 背中 腰から太ももまでの筋肉も連動して かすかながら抗いがたい動きをする
要するにライフルの照準はピタリと決まって ピシリと引き金を引くなどとは虚構 不可能 映画のように銃を動かすためのは 少なくとも 数10キロの重さのある油圧制動 揺動装置を介した重厚な架台 テレビカメラが載っているようなものが必要 もちろん競技にはスコープは使えない
射手たちにとっての修練の段階は まず動かないことでなく 避けがたい動揺をできるだけ小さく かつパターン化すること 要するに 先が読めることからはじまる 狙点がゆらゆらする中で 一瞬の後に 「正照準にべりこむな」ということを読んで引き金に力を加えるタイミングを計るのが 標準をつけるということ さらにやっかいなことには まず「今!」と頭が感じたときから 実際に指が動きはじめるまでの時間 これは修練によって かなり短縮できるが ゼロにはならない 初心者だと30分の一秒ぐらいかかるのは ザラである
さらに雷管が 発火すると発射薬に引火燃焼して弾丸が前進を進めはじめ 銃口を離れるまでの時間が必要 「今!」と頭が感じたときから これだけの時間がかかるということ
2026/04/22(水)  |
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