■「権力」とは
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【氏は「権力」という言葉を好んで使う。 氏の定義によればそれは人間が、あるいは ある国民が どれだけ苦難や不測の氏から遠ざかっていられるかという要素をのことを言う。 当然のことながら「平和」「人権」といった言葉をうまく採用した方が解かりやすいのは明白である。しかし現代日本語におけるそれらの言葉は、あまりにも手垢が付き、歪められて使われ尽くしており、到底氏の思想を語る具としては適しえないものであるが故に、あえてこの言葉を選ばざるを得ないところに氏の立場の困難がある。
「バキューン、ドカーン」でない軍学とはいったいいかなるものであるか、 氏は右翼的な暴力讃仰者でも戦争の悲惨面を拡大して語ろうとする人でもない。 国家武力についてすらあくまでも民族の「権力」(平和繁栄の権利)を保持し続け、 あるいは万一不幸な事態に遭遇することが、自らの内存する矛盾でそれを拡大するようなことがあってはならないという立場から、それは具体的に手順を踏まえて学究すればどういうことなのかを、きわめて冷静に、論理的に語ろうとする人である。 平和国家という最も望ましい姿を維持し、安定した安全な生活を国民が確保しておく理想のために、祈ることや目を背けていることでは得られないものを最低の努力で確保するためには何がどのくらい、どのような努力とコントロールが必要なのか。 おそらくは、氏の著作ほど透徹に感情やタブーを排してこの問題を語った論述は見ることが難しいであろう。】
−−−−−−★−−−−−− 兵頭さん 自衛隊一任期(2年)満了で除隊 同年 神奈川大学外国語学部英語英文科入学 なぜ 除隊したか なぜ 大学へ行ったか なぜ 江藤淳に心頭したのか 日米戦争開戦の流儀が国際公法上の「侵略」に該当しないとの言動 戦後の欺瞞を突いた流儀であったのだろろう
2026/03/09(月)  |
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