■審判がいない 戦争
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『武道通信』十ノ巻 つづく
【中学生にもわかる「兵法」 「勝つ」とは? 最終的な「勝利」とは? 兵頭二訴二十八 】
野球/サッカーとかのスポーツ競技 将棋/囲碁とかの遊戯競技 勝ち負けを決めるのはルール やる前から決まっている 審判/レフェリー/ジャッジがいて ルール違反者にはペナルティが課せられる 制限時間/点数などで勝負は決まる 誰もが文句のないような形で 一部熱狂的ファンが騒いだとしても 勝者と敗者に分かれる
ところが 國と國との戦争は 政府軍と反政府軍との内戦も 審判/レフェリー/ジャッジはいない 戦争はどちらか一方が好きなとき 好きな場所で始めることがきる ロシア⇔ウクライナのように 互いが相手を非難する 審判がいないのだからルールは有っても 無いようなもの 両方がやめたくない場合 いつまで際限なく続く ロシア⇔ウクライナのように
2022年2月24日 ロシアのウクライナ侵攻開始 この9月で900日に及ぶ
【兵頭 → さんざん追い詰められた側が、逆に国際世論を味方につけ、 外国から武器や資金も人手の加勢もつけて 長い時間をかけて相手をとてもいたたまれないようにし、 ついには元の国境の外まで撤収させていまった、 そんな経緯をたどった戦争もあります。 そして、やがてどちらからともなく、なんとなく攻撃を停止し、 しばらく銃声が聞こえなくなった後、双方の側が、「我々が勝利した」 と発表したりします。】
ロシア⇔ウクライナ いつ お互いに 「我々が勝利した」と宣するのか 国際世論 これまた 二つに分かれる では 本当は どちらが勝ったと云えるのだろうか
それは 次回に
2024/09/21(土)  |
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